シニア犬用ドッグフード
よくある質問、相談です。
「うちの子、7歳になったけどエサは今までのままのこれでいいのか?大丈夫なのか?替えなくていいのか?」
ペット先進国のドッグフードは、“全年齢用”というオールステージ対応のものがあります。
このタイプのフードは、年齢ごとに量を調整して与えます。
うちは、このタイプのフードを使用することがほとんどです。そこへ除染サプリメントや循環器サプリメントなどを追加し、乳酸菌生成エキスの量を増々にします。
シニア犬にシニア犬用をやらなくてはいけない。は、ペットビジネスのひとつでもあります。
いつからシニア犬用という区分ができたのでしょう。
本来は、パピー用とアダルト用メンテナンスの2種類しかなかったのに。
近年では、シニア犬用おやつやシニア犬用缶詰などが出回り身近になりました。
恐るべし、ペットビジネス。ペット産業。
まず伝えたいのは、
シニア犬用を与えなかったからと 早死するとかしたとか、病気になるとか、寿命が縮まるとか…そのようなことはまずありません!!
心配無用。慌てる必要はありません。
個体によって老い方は違うし、中身も違うし、精神も違うし、飼い主も違うし、環境も違うし、生活スタイルも違うし、遺伝子も違うし、必要な栄養素も違うしね。
いきなりシニアだ!と意識することはないと思います。
誕生日を境に急にシニア扱いするのもねぇ。。。慌てない慌てない、先はまだまだ長いのですよ。
愛犬の親犬や祖父母は食事どうしているか尋ねて参考にしてみるのもありですね。
(ペットショップ出身や他ブリーダーさん出身のわんちゃんの場合)
シニア犬用フードへの切り替えの件・・・
では、野生ではどうなりますか?
シニア期に入りました、狩りの仕方を変えますか?
獲物の種類を変えますか?
そりゃあ、犬は人間が改良した生きもの(愛玩)なので 野生とは少し離れますが、体の構造は変わりありません。
ドッグフードをシニア犬用にしたとして
おかずやトッピングなどの間食や副食はどうなりますか?
ササミなど肉魚をトッピングしていたり、野菜や果物を与えていたりしていながら
主食の“ドッグフード”だけをシニア犬用にしなくてはと焦る様子がうかがえます。
シニア犬にはシニア犬用のエサじゃないとヤバい?!
果たしてそうでしょうか?
人間、年取り老い始めると食べるもの変えますか?
焼肉食べるのやめますか?
ケーキ食べるのやめますか?
毎日精進料理を食べるんですか?
おやつとして与えているであろう野菜や果物もシニア犬用にしますか??
いつもエサにトッピングしているであろうササミなど肉魚類もシニア犬用にしますか?
って話になります。
(この例え話、昔から通じないんだよね。)
間食も副食も無し(与えていない)状態で ドッグフードだけ(ドッグフードのみ)を与えているのなら
ドッグフードをシニア犬用に切り替えることは有効です。
その際、成分値も理解すること。
商品展開が細かく分類してあって品数がたくさんあるメーカーは、ペットビジネス(利益優先型)かもしれないと捉えることもできます。
まぁ、この長寿時代
二桁になったら真のシニア期と言えるかもしれません。
一桁ならまだまだ若いですよ。
何十年も経験を積んできて思うのが、
成長期(若い時)に質の良い食事を適正に与えているかが肝心です。
この頃に適正な食事を与えていれば、底力が身に付き シニア期の代謝の低下や不調をカバーしてくれます。回復が早いということです。
シニアだからと慌てるより
いかに若い時に得た免疫の蓄えがシニアになってからあるかが肝心です。
でも、悲しいことに
避妊去勢手術をしている子が大半なので まだ成長期のPuppyなのにパピー用のフードを早く断ち切られたりしています。
将来を左右する大切な成長期の食事内容や摂取栄養が早く断ち切られていることがほとんどで
満足にPuppy用フードが食べることができていません。
これは、負のループです。
将来やってくるシニア期のために
若い時の食事内容をおろそかにしないこと。
「今日はおやつを食べたからドッグフードは少なめね。」はダメです。あり得ません。
#長文失礼しました
#本音ブログ
#愛あるがゆえに
#みんなの健康寿命を願ってのこと
「うちの子、7歳になったけどエサは今までのままのこれでいいのか?大丈夫なのか?替えなくていいのか?」
ペット先進国のドッグフードは、“全年齢用”というオールステージ対応のものがあります。
このタイプのフードは、年齢ごとに量を調整して与えます。
うちは、このタイプのフードを使用することがほとんどです。そこへ除染サプリメントや循環器サプリメントなどを追加し、乳酸菌生成エキスの量を増々にします。
シニア犬にシニア犬用をやらなくてはいけない。は、ペットビジネスのひとつでもあります。
いつからシニア犬用という区分ができたのでしょう。
本来は、パピー用とアダルト用メンテナンスの2種類しかなかったのに。
近年では、シニア犬用おやつやシニア犬用缶詰などが出回り身近になりました。
恐るべし、ペットビジネス。ペット産業。
まず伝えたいのは、
シニア犬用を与えなかったからと 早死するとかしたとか、病気になるとか、寿命が縮まるとか…そのようなことはまずありません!!
心配無用。慌てる必要はありません。
個体によって老い方は違うし、中身も違うし、精神も違うし、飼い主も違うし、環境も違うし、生活スタイルも違うし、遺伝子も違うし、必要な栄養素も違うしね。
いきなりシニアだ!と意識することはないと思います。
誕生日を境に急にシニア扱いするのもねぇ。。。慌てない慌てない、先はまだまだ長いのですよ。
愛犬の親犬や祖父母は食事どうしているか尋ねて参考にしてみるのもありですね。
(ペットショップ出身や他ブリーダーさん出身のわんちゃんの場合)
シニア犬用フードへの切り替えの件・・・
では、野生ではどうなりますか?
シニア期に入りました、狩りの仕方を変えますか?
獲物の種類を変えますか?
そりゃあ、犬は人間が改良した生きもの(愛玩)なので 野生とは少し離れますが、体の構造は変わりありません。
ドッグフードをシニア犬用にしたとして
おかずやトッピングなどの間食や副食はどうなりますか?
ササミなど肉魚をトッピングしていたり、野菜や果物を与えていたりしていながら
主食の“ドッグフード”だけをシニア犬用にしなくてはと焦る様子がうかがえます。
シニア犬にはシニア犬用のエサじゃないとヤバい?!
果たしてそうでしょうか?
人間、年取り老い始めると食べるもの変えますか?
焼肉食べるのやめますか?
ケーキ食べるのやめますか?
毎日精進料理を食べるんですか?
おやつとして与えているであろう野菜や果物もシニア犬用にしますか??
いつもエサにトッピングしているであろうササミなど肉魚類もシニア犬用にしますか?
って話になります。
(この例え話、昔から通じないんだよね。)
間食も副食も無し(与えていない)状態で ドッグフードだけ(ドッグフードのみ)を与えているのなら
ドッグフードをシニア犬用に切り替えることは有効です。
その際、成分値も理解すること。
商品展開が細かく分類してあって品数がたくさんあるメーカーは、ペットビジネス(利益優先型)かもしれないと捉えることもできます。
まぁ、この長寿時代
二桁になったら真のシニア期と言えるかもしれません。
一桁ならまだまだ若いですよ。
何十年も経験を積んできて思うのが、
成長期(若い時)に質の良い食事を適正に与えているかが肝心です。
この頃に適正な食事を与えていれば、底力が身に付き シニア期の代謝の低下や不調をカバーしてくれます。回復が早いということです。
シニアだからと慌てるより
いかに若い時に得た免疫の蓄えがシニアになってからあるかが肝心です。
でも、悲しいことに
避妊去勢手術をしている子が大半なので まだ成長期のPuppyなのにパピー用のフードを早く断ち切られたりしています。
将来を左右する大切な成長期の食事内容や摂取栄養が早く断ち切られていることがほとんどで
満足にPuppy用フードが食べることができていません。
これは、負のループです。
将来やってくるシニア期のために
若い時の食事内容をおろそかにしないこと。
「今日はおやつを食べたからドッグフードは少なめね。」はダメです。あり得ません。
#長文失礼しました
#本音ブログ
#愛あるがゆえに
#みんなの健康寿命を願ってのこと